高校生による地元PR空撮映像の撮影に協力しています

ドローン技能訓練校では学校で講習を行う他、出張講習やドローンの取り扱いに関するサポートを行っています

このところ行っている業務のひとつに「高校生による地元のPR動画撮影」に帯同して安全にフライトできるよう監督・指導するというものがありますので簡単にご紹介したいと思います

谷川岳 一の倉沢

今回の企画は、同じ市内の高校が5校集まってそれぞれに地元の魅力を発信できるようなPR動画を作成するというものでした

高校生が自分たちでドローンを飛ばして、自分たちで考えた映像を撮影するということに意義のある企画でしたので、講師が依頼を受けて空撮を行うものとは違います。第一に伝えることは安全に飛ばせるようにという点になりますので、事前説明や本番前のドローン練習、練習機を貸し出す等、当日の飛行を安全に行えるようサポートしております

飛行に関しての各種許可や届け出についてもドローン技能訓練校でサポートさせていただきました。業務で行う場合、国交省への飛行許可申請は本人しか出来ず、代行は行政書士しか行えないことになっております(ですので、「許可申請代行致します」というスクールに騙されてはダメですよ)。今回のケースでは講師が安全運航の管理者であり責任者でもありますので、講師の監督のもとで高校生がパイロットとしてフライトするという形をとらせていただいています
前述のように、フライトの最低基準である10時間の経験を満たせるよう、講習と練習機の貸与を行っております

冒頭の画像は谷川岳・一の倉沢になります(ご覧の通り天気はあいにくでしたが)
国立公園ですので、航空局への飛行申請以外にも各所への届け出や許可が必要となりますが、全て当校で対応させていただきました
こうした点についてももちろん伝えてはいますが、これから業界を盛り上げていってほしい高校生たちに「ドローン飛ばすのってめんどくさいな」と思われて業界が廃れていってしまうことは避けたいと思い、当校で代行する形をとりました

普段の講習も同様ですが、入り口でギュッと絞めてしまうのではなく、便利さや楽しさをまず知ってもらってから各種のルールや飛行方法を伝えていくことが重要だと考えています
ドローンには確かに様々な規制があり、思うように飛ばせないなぁと感じるところも多々あると思います。カメラやIT機器に慣れていない方は操作を覚えるだけでも大変かもしれません。そんな時でも、まず「ドローンを好き」になってもらえていれば、申請書を作成したりマニュアルを読んだり、難しい法律について自分で調べたりすることも苦じゃなくなるのではないかと思います

今回飛ばした高校生たちは「楽しかった」と言ってくれているので、これからドローンに興味をもって業界を盛り上げていってくれる子も出てくるのではないかと期待しています
撮影した映像は自分たちで編集をして作品として仕上げてくれるそうですので、そちらも楽しみにしています